今回のWiLLのテーマは、リズムです。
リズムと言いますと、音楽のリズムもありますが、それ以上に規則正しい生活と言うことが頭に浮かんできます。
また、リズムというのは1つの動きを表しているイメージがあります。
以前YouTubeで見た動画で、メトロノームの実験がありました。
同じものがたくさん並んでいます。
それらをそれぞれのスタートで動かしてみます。
当然ながら、バラバラな動きです。
そのものの全体は乱れた動きに見えます。
お互いが自己主張しているようにも見えます。
ただ、それらの振れ幅は同じです。
同じ間隔で動いています。
単に動くタイミングがずれてるだけです。
しかし、不思議なことに、しばらくするとだんだん揃いだしてきます。
どこに合わせるというのでも無く、自然にお互いがお互いに合わせていく姿に見受けられます。
そして、1~2分後には全てが同じリズムで動き出すようになるのです。
共鳴現象が起きているのですが、とても不思議なことです。
もう一つのメトロノームの実験があります。
それは最初、1つだけ先行してメトロノームを動かします。
次に数台のメトロノームを順番に動かしていきます。
当然ながらバラバラな動きでいています。
しかしこちらも最初の動きに合わせるように、1分前後で皆動きが揃ってきます。
最初の一つが他の動きを支配しているのでしょうか。
あるいは、全体が自然に一つにまとまるのでしょうか。
しかしこれらの動画を見て、これは全体が調和された状態、整った状態なのだと感じました。
自然界の調和は、この共鳴現象によって整う動きが働いているからではないかと、想像してしまいます。
さて、日常生活を振り返ってみますと、リズム感のある生活というのは何か気分が良い感じがします。
人生の波に乗って、良いことが起こりそうな予感をさせながら、生き生きとしている状態がイメージできます。
一つの大きな波に自分の人生のリズムが上手に乗ると、その波が自分を運んでくれる、
そんなイメージです。
逆にタイミングが悪いとその波に乗れず、全てがおかしな方向に行ってしまいます。
それは物事がうまくいかない状態です。
全てがズレてしまっている状態です。
リズムにも色々な種類があります。
一番わかりやすいのが音です。
太鼓やドラムの音、
激しい音、
穏やかな音、
高い音、
低い音、
速いテンポ、
遅いリズムなど、様々な音が私たちの心を揺さぶります。
また、生活のリズムというものもあります。
例えば朝、早起きをします。
そこから一日がスタートします。
今日一日を整えるための決まった動作をする。例えば、筋トレ、散歩、瞑想、読書など。
それらの行動によりリズムを整えて、一日に臨む。その動作は最初に動かしたメトロロームの動きのようなものです。
朝起きた時の整えたリズムが、これからする一日の行為に、共鳴させて良いリズムで生きることが出来る。
そのようなことは実際にあるのではないかと思います。
逆に、朝ダラダラと起きる。
顔も洗わないで、部屋の中をうろうろする。
その人にとって乱れたリズムのスタートとなる。
その影響は一日に影響します。
その乱れたリズムで寝るまでの間のリズムが決まってしまいます。
もちろんそういう日があっても別に構いません。
しかし平日、休日に関わらず、その日の一日が損した気分になります。
そしてそのリズムを引きずったまま、翌朝になるとまた乱れたリズムの中で一日が始まる。
そのサイクルが続くと人間の心も体も壊れていきます。
当然ながら運気も下がる仕事もうまくいかない。
健康や対人関係でも、様々な弊害が出てくるでしょう。
そのようなことを考えると、自分で作る正しいリズムは、日常の当たり前の事で良いので、
朝のスタートの時から自分で決めたルーティーンに基づいて、自分に合ったリズムづくりをし、
そしてその日をスタートさせる事が出来る、充実した一日を作り上げることになる秘訣だと思います。
充実した30日が重なると1ヶ月になります。
さらにそれが12回繰り返されると1年になります。
このように一日一日の正しい動きが、ゆくゆくは、その人の人生を良い形に形成していくのだと思います。
あなたにとってのはスタートのリズムは何でしょう。
そこから考えてメトロノームの最初の動きのように、後の動きが正しく影響されて、
それによって充実された人生が作られるようにしたら、日々の心の充実が得られ、
有意義な人生を送るための原動力になるのではないでしょうか。
そのように思います。
【波動エネルギーを 心身の健康と運勢に生かす】SE研究所 穂苅秀郎
1957年松本市生まれ、長野市在住。幼少より目に見えない世界、不思議な世界に興味があり、やがて高橋信次氏の著書に出会い、あるべき人間の姿の真髄と、目に見えない世界を読み解く世界に触れて大きな衝撃を受ける。以来、心の正しさと、波動を高める探求を続ける中でダウジングによる波動測定、波動改善技術を確立し、2005年にSE研究所を設立、現在に至る。上越を始め長野、東京、全国各地で「心と波動の勉強会」を開講。また個人相談も行い、多くの人々を悩みの解決へと導く。穏やかで愛情溢れる波動測定、改善技術には定評がある。