今回のウィルのテーマは「自分軸」です。
「自分軸」と聞くと、どこか自分中心で、突っ張っているようなイメージを持ってしまいます。

しかし、見方を変えてみるとどうでしょうか。

「自分にしっかりとした芯を持つこと」
そう考えると、これは人が生きていく上で、非常に大切なことだと感じます。

人間の体を見ても、必ず利き手、利き足があります。
また、足には踏ん張る側と、それにつられて動く側があり、そのバランスによって体は成り立っています。

 

ここで一つ、小学校の算数の授業で使った、あのコンパスを思い浮かべてみてください。
コンパスは二本の足でできています。
一つは針、もう一つは鉛筆。
針は固定される側、鉛筆は動く側です。

この針の部分こそが「軸」です。
この軸がしっかり固定されていなければ、円はきれいに描けません。
ふらふらした歪んだ円になってしまいます。

これは、私たちの生き方にもそのまま当てはまるのではないでしょうか。
人生における「自分軸」とは、自分自身の生きる指針であり、価値観です。
これが定まっていないと、人はどうしてもフラフラしてしまいます。

 

私の周りに、いわゆるネットワークビジネス関連の商材を、紹介してくる方がいます。
毎回熱心に勧めてくださいますが、私はなかなかその話に乗ることができません。

しかし、かつての私は違いました。
「何か儲かる話はないか」と、心が定まらず、あちこちに意識が向いていた時期もありました。
しかし、今はそうした状態から抜け出し、「自分がやるべきこと」に集中しています。

それは、自分で決めた道です。
波動の世界、波動療法を通じて、人に施術をし、相談を受けること。
これが、今の私の仕事であり、人生のライフワークとしての軸となっています。

この軸を私は崩すつもりは一切ありません。
なぜなら、他のことに手を出せば出すほど、軸がぶれてしまい、
本当にやりたいこと、本当に高めたい技術のレベルが下がってしまうからです。

気持ちが分散するということは、自分の軸が揺らぐということです。
実際私自身、軸がぶれた時に、自分の成長が止まってしまったと強く実感することがありました。
だから今は、そのことを自分の戒めとしております。

 

「儲かれば・・・」と次々に新しいものに飛びつく人がいます。
その姿を見ると失礼ながら、その人自身のすべきこと、為すべきことに対する軸が弱いのではないかと感じてしまいます。

目新しいものが好き、というのは決して悪いことではありません。
しかし、次が来れば前のものは簡単に捨てられてしまう。
実際には、新しいから良い、古いから悪い、ということはありません。

すべては、その人自身の求め方、生き方の問題なのだと思います。
仕事も同じです。
よほどの理由がない限りは、一つの道を極めることが大切ではないでしょうか。

 

仏教における釈迦の八正道にも、「正しく仕事をしなさい」「正しく道に精進しなさい」という教えがあります。
正しく道に精進するとは、その道を通じて極めること。
そこには、集中力と覚悟が必要です。
その先にこそ、人の成長があるのだと思います。

次々と商材を変える人の多くは、「お金」が最優先になっています。
商材そのものの価値は、二の次、三の次です。
甘い話に心が浮き、夢を見せられます。

しかし、表面的な儲けだけを追いかけていては、人としての厚みは生まれません。
人生をそのように使うのはあまりにも、もったいないと感じます。

まず自分自身の生き方、ポリシーを明確にすること。
そして、自分が為すべきことをしっかりと定めること。
それに関係のない話は、聞くことはしても安易に受け入れない。
その頑固さも、時には必要です。

そうして人は、その道のプロフェッショナルになっていくのです。
プロフェッショナルになれば自然と相談され、頼られ、尊敬されるようになります。
結果として、収入の道も開けてきます。

 

この世を生きることは、誰にとっても大変です。
うまく乗り越えられる人と、なかなかうまくいかない人がいるのは、
その人の生きる姿勢の違いも、あるのではないかと思います。

物事に振り回される人生は、他人に自分の軸足を動かされる人生です。
主体性を失い、自分を見失ってしまいます。

だからこそ、自分の軸を自分でつくること。
そしてその軸をもとに、周りに良い影響を与えられる自分自身を作り上げていく事が大切だと思います。

人生の成功には経済的なことはもちろん必要ですが、それ以上に自分自身がどっしりと構え、
周りに動じず、自分の理想を実現するだけの心の持ち方、考え方、行動力を持てたとき、
その人なりの「人生の成功者」になるのだと私は思います。


【波動エネルギーを 心身の健康と運勢に生かす】SE研究所  穂苅秀郎

https://selabo96.com

1957年松本市生まれ、長野市在住。幼少より目に見えない世界、不思議な世界に興味があり、やがて高橋信次氏の著書に出会い、あるべき人間の姿の真髄と、目に見えない世界を読み解く世界に触れて大きな衝撃を受ける。以来、心の正しさと、波動を高める探求を続ける中でダウジングによる波動測定、波動改善技術を確立し、2005年にSE研究所を設立、現在に至る。上越を始め長野、東京、全国各地で「心と波動の勉強会」を開講。また個人相談も行い、多くの人々を悩みの解決へと導く。穏やかで愛情溢れる波動測定、改善技術には定評がある。


≪ SE研究所 所長 穂苅秀郎さんのこと