今回のWiLLのテーマは進化です。
日本は明治初頭から現代にかけて、
文明開化をきっかけに異国から様々な文化、産業が入ってきました。

機械文明の登場で、蒸気機関車や車などが出現しました。
住まいも障子やふすまが、ガラスに変わり、
そして断熱材、厚い壁に覆われて快適なものになってきました。

水の利用方法にもだいぶ変化が起きました。
行政が管理する浄水場から、消毒された水が提供されるようになり、
排水も排水管を通って綺麗になったおかげで、街並みも衛生的になりました。

町並みからは、匂いや不快感というものもありません。
トイレも汲み取り式が当たり前だったのが、今は非常に快適な空間に変身しました。

これも60年前、70年前だったら全く想像できなかったでしょう。
私たちは、このような文明の進化を享受しているのです。

 

また映像技術も非常に進んでおります。
アナログであるフィルムやテープからデジタル化への波。

CG技術の発達は、この世に存在しないものまで作り出して、
私たちを楽しませてくれます。

そしてテレビやインターネットの普及は、世界をより身近なものにしてくれました。

行動範囲も、仕事も、旅行も、安全な場所でしたら個人の意思で自由に行けます。
これも大きな進化です。

やがて私たちは宇宙へ旅立つでしょう。
国内の移動と同じ感覚で、他の惑星で仕事をし生活するという、環境に変わってくる時も来るのかもしれません。

 

私が師と仰ぐ高橋信次先生は、存命中に下記のような予言をされていました。
「あと600年位したら、人類は他の天体に移住します。それはまだ発見されていない、太陽に最も近い惑星です。それは、天上界の計画なのです。その時に、私はまた再び生まれ変わってきます。近未来、車はタイヤを必要としなくなります。非常に安全な乗り物になります。百数十年後には半重力の宇宙船が完成します。そして、やがて各家庭に一台、自由に宇宙空間に移動できる乗り物が出来ます」と。

おそらく、その通りになると思います。
それは私たちの次の世代なのか、またその次の世代なのかは分かりません。

 

この100年足らずで、人類は驚くほどの進化をしてきました。
その動きは、さらに加速していくことでしょう。
未来は、予測不能の未知の世界です。

ただし、私たちの英知が正しく使われたとしたら、という前提です。
一歩間違えると、文明というのは非常にやっかいなものでもあります。

世の中が便利になり、高度なネットワーク、インフラが敷かれることは大変素晴らしいのですが、
何か起こったら全てが機能停止、というリスクも同時に生じてしまいます。

自然災害、大規模な事故、戦争などによって、都市部を中心として私たちの生活は一瞬にして止まってしまうのです。
通信網が止まれば、テレビもパソコンもスマートフォンも、ただの黒いガラス板です。

線路や道路が寸断されれば、私たちは移動も出来なくなり、物流もストップです。
進化にはそのようなリスクがあるということも、常に私たちは考えて行動しなければなりません。

 

昔々、現代より遙かに高度な文明を築いていたアトランティス大陸があったそうです。
しかしある時、一晩で海底に沈んでしまいました。
文明は高度であっても、当時の人たちの心は相当に荒んでいたようです。

一部の裕福層はいても、大半は貧しい生活を余儀なくされる。
時の権力者が、都合の良いように世の中を操作する。
権力争いが拡大すると、国同士の戦争も始まる。
さらに自然環境も荒れていく。
そして歪んだ人々の想念は、重いものとなり大地の波動を圧迫していく。
それが天変地異を招くのだそうです。

 

そして全ては振り出しに戻され、原始時代からの再スタートです。
荒廃した心での再スタートには、争いと混乱が絶えません。
現代のような高度な文明が開花するまでは、数千年の時がかかるのです。
有史以来人類は、過去6回ほどその様なことを繰り返しているのだそうです。

これは、私自身には事実かどうか分かりません。
しかし仮に、それがおとぎ話であったとしても、戒めとして捉えればよいのです。

私たちは正しい心で文明を作っていかないと、一瞬のうちに足下がすくわれてしまうのです。
大事なのは、ものの進化に伴った心の進化です。
否、心の進化に応じた文明の方が大事なのかもしれません。
私たちは精神性を高め、和の心で真の文明社会を築き上げることが大事なのだと思います。


【波動エネルギーを 心身の健康と運勢に生かす】SE研究所  穂苅秀郎

https://selabo96.com

1957年松本市生まれ、長野市在住。幼少より目に見えない世界、不思議な世界に興味があり、やがて高橋信次氏の著書に出会い、あるべき人間の姿の真髄と、目に見えない世界を読み解く世界に触れて大きな衝撃を受ける。以来、心の正しさと、波動を高める探求を続ける中でダウジングによる波動測定、波動改善技術を確立し、2005年にSE研究所を設立、現在に至る。上越を始め長野、東京、全国各地で「心と波動の勉強会」を開講。また個人相談も行い、多くの人々を悩みの解決へと導く。穏やかで愛情溢れる波動測定、改善技術には定評がある。


≪ SE研究所 所長 穂苅秀郎さんのこと