Cultivate an honest heart
きれいだね...
楽しいね...
心に咲いた花は美しい
幸せな人生にするためには「素直さ」が大切ですね。
「そんなの当然よ、私は素直で正直者だよ、とても誠実よ」
と思われている人にも聞いてもらいたいお話をします。
「素直で正直に生きているから聞かなくてもいい」
と思ってしまったなら要注意。
本当に「素直」なら、そんな風に思わないからです。
あなたは素直な人ですか？
割と人の話を聞くし、すぐに人を信用して騙されることもあるから、
私は素直なんだと思っていませんか？
果たして、それって「素直」と言えるのでしょうか？
人の話を聞くのは子どもの頃から教わってきたことですし、
人に騙されるのは自分で考えることを放棄して相手に従っただけのこと。
「正直者は馬鹿を見る」ということわざがありますが、正直者だから損をするのでしょうか。
本当の「素直さ」「正直な心」を持っていれば、馬鹿を見る前に誰かが助けてくれます。
誠実な人の周りには人がいて、騙されそうになったときには誰かが忠告してくれます。
本当に素直な人なら、騙そうとした人を諭しているかもしれません。
なぜなら、相手の気持ちを素直に読めるからです。
人の気持ちを読むといっても、特別なことではありません。
相手が何を考えて言っているのだろう、と相手の立場になって考えることができるのです。
「素直さ」とは、自分に対しても周りの人に対しても平等です。
自分の心の声も聞くし、周りの人の気持ちも大切にします。
自分の気持ちだけ優先したり、どちらか一方の価値観に従うこともありません。
自分の感情やしたいことを優先して、自分に正直に生きている人はイキイキしています。
一見、素直な人のように見えますが、自分に正直に生きている人の中でも、
自分のことしか関心がないために、周りの人に対する気づかいができない人もいます。
「自分らしく、ありのままに」
と自分の感情を一番に考えるので、自己中心的になってしまいます。
時には他人を傷つけていることにも気づかずに、自分の感情を第一優先にしています。
「自分らしく、ありのままに」
とても素晴らしいことだと思いますが、一歩間違えると「わがままな人」となってしまいます。
ですが、自分に正直でわがままになっていたとしても、自分自身を大切にしていますので、まだマシです。
いつも相手に合わせて自分の意見を言わない人のほうが心配です。
それを「素直」だと思い込んでいる人は、今すぐにでも気づいてくださいね。
それは素直でもなんでもなくて、ただ「自分が無い」だけですから。
相手に合わせるのが優しさだと思い込んでいるだけですから。
大切なことは、個性を認めることです。
まずは自分自身を受け入れて、
「良いところも悪いところもあって個性なんだ」
と認めることです。
そして、その個性を大好きになることです。
自分を大事にできない人は、誰からも大事にされません。
自分を雑に扱っていると、雑に扱っていいよというオーラになってしまいます。
ここで言うオーラとは人の出す雰囲気のこと。
目に見えない気が周りの人に伝わり、その結果、雑に扱われることになるのです。
かけがえのない自分自身を愛してあげて、心も体も大切にしていきましょう。
まずは自分の個性を大好きになってくださいね。
もう一方の、自分に正直でわがままになっている人も同じです。
自分自身を受け入れてみてください。
個性を認めていますか？
自分の個性が大好きでいるのなら、次は目の前の人の個性も大好きになりましょう。
相手を認めることができれば、本当の素直さを手に入れることができます。
価値観は人それぞれ違います。
その価値観の違いを楽しめるようになれば、毎日が穏やかな日になっていくでしょう。
そして一日が1週間、1週間が1ヶ月、1年、、、と一生の人生になっていきます。
「素直」とは、生き様（いきざま）です。
生きやすい人生にするには、素直な心を育んでいくことが大切です。
損得を考えて行動すれば、一時的な喜びはあっても、結果的に満たされるものはありません。
打算的な人として人生を送ることにもなります。
損得勘定だけで生きていると、自分が得することには前向きですが損することには後ろ向きなので、
「自分の気持ちに正直で素直だ」
と勘違いをしてしまいます。
打算的な人は相手によって態度を変えていますので、周りからの信頼も失ってしまいます。
本当の素直さを持っている人の周りには人がいます。
得するか損するかを考える前に、素直な気持ちで行動しているので、人からも信頼されるのです。
その上で、「自分らしく、ありのままに」過ごすことができたら幸せですよね。
生きやすい人生にするコツは「素直な心」ですね。
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