真っ白な世界なら ジョーカーに会える?

いいえ...
 ジョーカーの心は 真っ白だから見えないの...

子どもの頃、お正月になると家族でトランプをしました。
コタツに入ってみかんを食べながら、親や兄弟に勝つまで何度も何度も
「ババ抜き」や「七並べ」をしていました。

子どもにとって、お正月といえば〝お年玉” ですが、
夜遅くまで起きていても許される行事でもありました。
普段は9時には寝かされ、起きていると怒られたものです。

この正月期間だけは翌朝まで起きていても怒られなくて、
子どもの私にとっては自由の国。
冬はクリスマスや誕生日(1月生まれです)のお祝い行事もありましたが、
やっぱり長起きできるお正月が一番好きでした。
そのせいか、今でも夜になると活動的になってしまう癖が抜けません(笑)



ところで、このトランプですが、
元々はタロットカードを元に作られました。
タロットカード小アルカナの「ワンド・ペンタクル・ソード・カップ」が、
トランプの「クラブ・ダイヤ・スペード・ハート」になります。

ワンド=クラブ、
ペンタクル=ダイヤ、
ソード=スペード、
カップ=ハート
ということです。

最近よく触っているのはタロットカードなのですが、
今までトランプのように見ることはしませんでした。
タロットカードは占いでトランプはゲームだから・・
と区別していたからです。

カードの絵柄から読み取ることをしないのであれば、
タロット占いをトランプで占うこともできそうですね。

しかしトランプには無くタロットカードにあるものが大アルカナのカードです。
これだけを占いに使う人もいるくらい、メッセージ性のあるカードになっています。
実はこの大アルカナの中に『ジョーカー』がありました。
トランプの中には『ジョーカー』がありますが、タロットカードにもあったとは・・・。
(否定論もありますが)その『ジョーカー』とは「愚者(グシャ)」というカード。
タロットでは一番最初のカードになります。
絵柄はピエロ。
トランプと同じですね。

このカード「愚者(グシャ)」の意味は、自由、冒険心、純真無垢、無邪気、夢想、無謀・・・など。
有でもなく無でもない始まりのカードです。
旅立ちの意味もあります。
しかし絵柄が気になります。
トランプもタロットもピエロです。



先日、娘と映画『ジョーカー』を観てきました。
ピエロを演じる主人公がジョーカーになるまでのストーリーで、
親子の関係、貧富の社会問題、病気と障害、殺人と笑い、
さまざまなシーンの中で考えさせられることが多くありました。

最後にジョーカーはヒーローになったのか、ジョークで人を殺めたり、
それは全てジョーカーの妄想だったのか・・・
もう一度くらい観てみないとしっくりきません。
2回観ている娘に感想を聞いてみると、なかなか面白い見方をしていました。
ちょっと年齢差も感じましたが・・・。

トランプとタロットの『ジョーカー』と、映画の『ジョー カー』を重ねて見てみると、
「0(ゼロ)」という共通のものがある気がします。
私たち人間の心の中にも『ジョーカー』というピエロが存在していて、
人を笑わせよう楽しませようと思う気持ちがあり、
その反対には怒りや悲しみを背負った『ジョーカー』もいるのではないでしょうか。

どちらが正しいとか間違っているというものではなくて、
『ジョーカー』そのものが「0(ゼロ)」であり、「無」なのかもしれません。

トランプでは数字の無い『ジョーカー』はまさに「ゼロ」。
ゲームでは、このカードによって流れが大きく変わることがあります。
最強のカードとも言えます。

私たちの心の中の『ジョーカー』をどう使うかは自分次第です。
どこでどう使うか・・・?
それはいつなのか・・・?
本人にしか決めることができません。

今の環境や現実を作り出しているのも自分自身なので、
周りの人のせいにしても解決はできませんよね。
心の中の『ジョーカー』を出すときは、
人生の流れを大きく変えるくらいの切り札にしたいものですね。