What do you like to do? What makes you happy?


あなたの「好き」はなんですか?
空を飛ぶこと?

誰かの「好き」を生きても
   幸せは感じないよね...

無理しない 無理しない
素直な心は
 頑張らなくていいみたい...

 

 

誰かの幸せを生きていませんか?

 

「どうして、みんなの前でいい人ぶってしまうんだろう?」
そんなふうに思ったことはありませんか。

それは、人に嫌われたくないから。
相手に合わせて生きる「他人軸」で生きている状態だとも言えます。

他人軸で生きるとは、周囲の評価を気にし、自分の素直な気持ちを押し込めながら生きていること。
つまり、常に我慢を重ねている状態です。
もし「自分軸」で生きられたなら、もっと素直な気持ちでいられるし、無理に我慢することも減るはずです。

自分軸で生きられたら幸せなはずなのに、なぜ私たちは他人軸になってしまうのでしょうか。

 

もしかすると、それは「他人が決めた幸せの定義」に自分を当てはめようとしているからかもしれません。
テレビやSNSで幸せそうな人を見て、「これが幸せなのだ」と無意識に思い込んでしまうことはよくあります。

テレビでは毎日のようにグルメ番組が流れ、SNSには美味しそうな料理やおしゃれな飲食店の投稿が並びます。
その結果、「グルメを楽しめる人が幸せ」という価値観が刷り込まれていきます。

ほかにも、高級マンションに住む人、田舎暮らしを満喫する人、
好きなことだけをして生きている人が紹介されると、
それがあたかも“標準的な幸せ”であるかのように感じてしまいます。

確かに、好きなことをして収入にも困らず快適に暮らせるなら、それは幸せでしょう。
けれど、それを自分に置き換えたとき、本当にしっくりくるでしょうか。

 

「あなたの好きなことは何ですか?」

グルメを楽しむ人がいる一方で、食べることにあまり興味がない人もいます。
体を動かすことが好きで肉体労働を選ぶ人もいれば、考えることが好きで頭を使う仕事を好む人もいます。

都会が落ち着く人もいれば、田舎の方が安心できる人もいる。
好きなことは、人それぞれ違って当然なのです。

それなのに、テレビやSNSの影響で他人の「好き」に合わせてしまうと、
自分が本当に何を好きなのかわからなくなってしまいます。
キラキラした生活を送る芸能人に憧れ、その真似をしようとすることもあるでしょう。

しかし、テレビ局はキラキラした番組を作るのが仕事ですし、
SNSも見せたい部分だけを切り取って投稿するものです。
人に見せたくない部分は省かれ、常に輝いているように映るのです。

冒頭の「どうして、みんなの前でいい人ぶってしまうんだろう?」という問いの答えの一つは、ここにあります。
特に芸能人は、番組という“自分ではない軸”に合わせた姿を求められています。
キラキラ投稿も同じで、見る人の前では「いい人」でいなければ仕事として成り立たないのです。

 

では、芸能人や有名人ではない私たちはどうでしょうか。
一見関係ないように思えても、実は多かれ少なかれ、
誰の心の中にも「いい人だと思われたい」という気持ちはあります。
「嫌われたくない」「認めてほしい」という思いです。

以前、「嫌われる勇気」という本が話題になりました。
承認欲求を手放し、他人の期待に応えようと無理をしないこと、他人に振り回されず自分の課題に集中することは、
「今ここ」を生きることでもあります。

他人の評価は他人の課題。
だからこそ、自分の課題に集中し、主体的に生きることが大切だと説かれています。

主体的に生き始めると、過去の自分が「他人軸」で生きていたことに気づきます。
認められたくて無理をしていたこと、本心ではやりたくないことまで頑張っていたことにも気づくでしょう。
頑張ること自体は悪くありません。
ただ、頑張る方向が違っていただけなのです。
どうせ頑張るなら、自分の好きなことに力を注ぎたいものですね。

 

さらに、「自分軸」で生きるようになると、自然と良い流れが起こり始めます。
最近、他人の評価が以前ほど気にならなくなってきたとしたら、
それは冷めたのではなく、軸が自分の内側に戻った証拠です。

軸が戻ると、現実があなたに合わせて動き始めます。
必要な情報や人との出会いが、無理をしなくても向こうからやってくるようになります。
物事が前に進み、偶然とは思えない形で道が開けていくこともあるでしょう。

ただし、急いで答えを出そうとしたり、
「もっと頑張らなきゃ」と力を入れすぎると、この流れは途切れてしまいます。

自分で何とかしようとしなくなった状態こそ、「自分軸」を保てているサインだと言えるでしょう。
自分軸で生きる最初のコツは、自分を高めることではなく、自分を許すことから始まります。
過去の選択、遠回りした経験、それらすべてを「それでよかった」と、まずは受け入れてあげましょう。

 

また、自分軸で生きることを「自分勝手に生きること」と勘違いしている人もいます。
しかし、この二つはまったく違います。

自分軸で生きている人は、自分の価値観を他人に押し付けません。
「自分はこう思うけれど、あなたはそう思うのですね」と、違いをそのまま認めることができるのです。
それこそが、本当の意味で「自分軸」で生きている姿なのです。

WiLLテーマ「自分軸」

 


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