5次元ライティング
「文章を書くことはクリエイティブなこと」

こんにちはユウです。
僕は仕事上、お客様のホームページへ掲載する文章を考えたり、こうして人目に触れる記事を書いていますが、
こんな質問をされる事があります。

「文章作成は昔から得意だったんですか?」
という質問です。

 

実は、全くそんなことありません。
得意か苦手か、どちらかと言えば苦手な方で、決して上手くもなければセンスがあるわけでもありません。

一つの記事を書き上げるのに一日掛かったりもします。
書いては消してを繰り返し、迷走することもあります。
そう言う時は決まってある視点が欠けていたりします。

それは”読者目線”です。

“読者目線”とは、
書き手としてではなく読者として自らの文章を読んだ時にどう感じるか?です。

 

これは多分、文章を書く上では絶対に必要な要素なんじゃないかなと思います。
語彙力や国語の知識とかよりも、もっと根本的な部分。
この部分が抜け落ちた状態で綺麗な文章を書こうすると途端に迷走してしまい、話しがあっち行ったりこっち行ったりします。

中には、「結局何を伝えたかったんだろう?」なんてこともあります^^;

 

そうならないために”読者目線”を常に意識していますが、いくつか重要な要素があります。

一つ目は、読み手を想像すること。

例えば、
「この記事を読んでくれている人はどんな人だろう?」
「どんな状況でこのWiLLを手に取ってくれたのだろう?」
「普段何をどう感じている人だろう?」

そして、
「この文章を受け取ったらどんな気持ちになるだろう」
「どう感じるだろう」
とか。

 

二つ目は、読み手ファーストであること。

「どう書いたら理解しやすいだろうか?」
「無駄に考えさせてしまう文章になっていないだろうか?」
「はたして読みやすいだろうか?」
「無駄に長くなっていないだろうか?」
「難しい専門用語は使っていないだろうか?」
など、読み手にとってストレスにならない書き方をすること。

 

三つ目は、自ら楽しんで書くということ。

多分、書いている僕が「つまらない」と思って書いていたら、
読んでいるあなたも「つまらない」と感じるはずです。

それは、言葉に魂が宿る“言霊”という言葉があるように、
文字一つひとつにも魂が宿っているからだと思います。

そして、気持ちがこもっていれば、たとえ文脈が綺麗じゃなかったとしても、引き込まれるような素晴らしい文章にもなります。
心に響いたり、引き込まれたり、感動したり、ついついブックマークに登録してしまうくらい心に残る文章だったり、
妙に納得させられる文章だったりします。

もし僕が「つまらない」と思っていたり、「心ここに在らず」で書いていたら誰の心にも響かない文章になるはずです。
自分で書いたものを自分で読んでみて、楽しくないなと感じれば、それはその時楽しくないと思って書いていたから。
それを読んだあなたもきっと、楽しくないと感じるはず。

文字とは、書き手の思いも自然と伝えてしまうもの。
だからこそ楽しんで書くと言う視点は最も重要かもしれません。

 

文章を書くと言うことはクリエイティブなことです。

つまり想像力を働かせること。
読み手のことを想像しながら書き、読み手の立場になって考え、“読者目線”で書くこと。

僕は何よりこの視点を大切にしています。

 

記事を書く時は、
「この文章を受け取る人はどんな人か?何に興味関心がある人か?その人は普段どんなことを考えてどんな悩みを持っているのか?」
を考え、

「その人が興味関心を持てる話題は何だろうか?どうやって伝えれば楽しく読んでもらえるだろうか?」
「もし僕だったらこんな情報が欲しいなぁ」
とか色々想像して書いています。

相手を想像して書くからこそ、きっとその文脈には念みたいなのものが込められ、
しっかりと相手に届く文章になるんだと思います。