「ほどほど」

仏教の教えに、中庸、というものがあるそうです。

どちらかに傾くのではない、ちょうどいい所、
真ん中辺りに心を置くこと。

いつも心に留めている、とても素敵な考え方だと思います。

ほどほどの暮らしとは、自分の大切なことを大切にする暮らし。
そんな風に思います。

自分が大切だと思えることが分かれば、他人と比べて落ち込むことや、
頑張り過ぎて体調を崩すことも減ることでしょう。

仕事でも家事でも何でも、上手に手抜きして、大切な所だけ抑えておけばいい。
全てのことに全力投球なんて、疲れてしまうし、きっと無理なこと。

ゆるく、ほどほどに生きる。だからこそ、大切なことが見えてくる。

実は、その位が一番しあわせなのかも知れませんね。


文療作家まみやゆうき

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