まちトレでリハビリする ③ スタッフの一言に泣けた、涙した
このコラムが出る頃は半年以上経過しているが、
リハビリでお世話になっている「まちトレ上越」さんは創立11周年となり、
楽しいイベントをスタッフ主体で1週間に渡って開催した。
歌あり、ギター演奏あり、ダンスありの盛り沢山の内容で利用者をもてなしてくれた。
そのなかでも、スタッフ2名によるユニット“楽花生”(たぶん、ザ・ピーナッツの落花生から派生したと思われる)ザ・昭和のダンス見事なもので、終了後にメンバーの1人UNiさんに聞いた。
俺「美しいダンスだったよ。凄い練習を重ねたんだろうね。いつ時間を取ったのさ?」
楽「朝とか勤務終わってからとか」
俺「それって立派に業務内容だと思うけれど・・・・・」
楽「あのね、やっている私達も楽しんでるから、そんな事はどうでもいいの・・・・・。」
時間外勤務、残業手当、衣装代、小道具代・・・全てにお客様をもてなす内容であり、
まず、従業員自らが楽しんで仕事にハマる。
ダンスの見事さ以上に胸が熱くなり、運転する帰路のクルマではフロントガラスが霞んで困った。
この病気になって良かった事は、人の情に即反応、感応することだ。
「全てはお客様の為に」と頭で理解し知識もあるが、それらを意識して行動に移し、結果や成果をあげることは簡単なことだ。
何故ならば、成果を求める行為としての仕事になっているからだ。
しかし、楽花生の若い2人は感性で自らが動き、意識せずともお客様に喜んでもらっている事に、俺は熱くなった。
この感情は仕事をする上でとても大切なことだ。
楽花生のANNAさん、UNiさん、ありがとう。
俺の会社でも目指すべく理想の姿を目の前に見せてもらったよ。
後は実行あるのみだ。
これで「まちトレ上越でリハビリする」はおしまいです。
脳出血社長の賦活コラム
株式会社金剛 社長 遠藤伸一