覚悟
病を得て後遺症と伴走して10年が経過した。
毎朝、誰一人として出社していない事務所の片隅にて朝のリハビリを実施している。
簡単な(中学3年生相当)漢字の書き取り、公文式の単純計算ドリル、
そして麻痺の残る滑舌を良くする音読である。
このデカい声の音読こそ、仕事のスタートである。
音読帳の「覚悟」には・・・
『覚悟とは、自己の生命の根源の力を発動させるものだ。
一人の人間が覚悟を決めて出来ないことは、この世にない。私はそう思って生きてきた。
出来ないことはすべて、自分の中に覚悟がないだけの話だ。
自己の生命に覚悟を打ち込むために人間は生きている。
それが打ち込まれた生命は、その生命に与えられた運命を生きることができる。
覚悟には、この世のあらゆるものを蹴散らせてしまう力があるのだ』
断定口調の言い切る文章の力強さに、体調のすぐれない日の朝は「う.う.う」と呻吟するしかないのだが、
3回、4回と音読をくり返して営業へと出発する。
“上手に話せなくてもいいのだ。正確に伝わる事が大切だ ”
脳出血社長の賦活コラム
株式会社金剛 社長 遠藤伸一