light shining in the darkness
あらゆる世界に秩序がある
それは いつからあるのか… 誰が決めたのか…
暗やみに光らせる
世界に一つだけの光 あなただけの光
宇宙の秩序に従って バランスよく光らせる
光っては消えていく…
それが命というもの
波瀾万丈な人生を送る人もいれば、毎日が平穏で心豊かに暮らす人もいます。
その違いは何なのかと考えたところ、
それは、意識の違いによるものではないかと気づきました。
毎日どのような意識で過ごしているか、
何か問題があったときの意識はどうか、
など人それぞれです。
いつも人間関係で躓く人の意識は、人に対してとても神経質になっています。
「あの人の言い方がキツいから」
「あの態度はいかがなものか」
と相手に対する不満からくるものもあれば、
「私がちゃんと伝えていれば良かった」
「私に自信が無いから」
などの自己否定からくるものもあり、たくさんの思いが頭の中を巡っています。
ひどいときには一日中そのことが頭から離れなくなり、夜寝るまで引きずってしまいます。
それが朝起きて忘れることができていれば良いのですが、何日もモヤモヤしてストレスを溜めていることもあります。
逆に、人間関係を上手に保てる人の意識は、
「そんなこともあるよね」
「人間だもの、失敗はつきもの」
と考え、いちいち反応することなくストレスをかかえることもありません。
ストレスは健康にも良くありませんよね。
前者のように人に対して神経質になり過ぎると、知らず知らずのうちに肩こりや腰痛、頭痛などで苦しむこともあります。
それでも執着し続けていると、病気になったり想定外の事態を引き寄せてしまいます。
そうならないためにはストレスを溜めないこと。
ストレスを回避するには、後者のような意識で過ごすと良いでしょう。
そうと分かっていても、なかなか思うように意識を変えることができないのが人間です。
まずは、自分がストレスを溜めるような意識になっていないか見極めることが重要です。
そして、その意識から目を背けずに、自分のネガティブな感情を書き出してみましょう。
書き出すことで客観的に見ることができるので、
「この人は、いつもこんな考え方をするのね。疲れないのかな?」
と思うかもしれません。
その結果、意識がネガティブに傾いていることに気づきます。
例えば、「社会が悪い!世の中が悪い!」とネガティブな意識で過ごすと、
そこから生まれるものには良いものなんてあるはずがありません。
他にも、
不景気だから、コロナだったから、親が悪いから・・・と人のせいにして否定的であることは、ネガティブな意識に当てはまります。
仮に、昭和の男性社会から新しい女性の社会を作ろうとして、男性を否定する団体があるとします。
表向きには発展的に見えますが、その動機はネガティブなものなので、
集まる人の意識もネガティブ思考で異質な団体になっていきます。
そこに所属できる意識なのかどうか考えてみてくださいね。
この世界は不思議なもので、自分の意識が目の前の現実や現象を作ります。
少し具体例をあげてみますね。
例えば、
お金が無くなることを過剰に恐れていると、お金が入ってきても直ぐに出ていってしまう出来事が起こるようにできています。
暴力的なことやお酒を憎んでいると、なぜか、アル中で暴力を振るう人を夫にしてしまいます。
子育てにおいても、その現象が現れることがあります。
親は子どもをいい子に育てようと全力を尽くすと、親が期待するいい子に限界を感じて不良グループに入ってしまったり、
成績優秀にしようとしてたくさんの塾に通わせた結果、友達を作れなかったり、人とのコミニュケーションができない人になる確率が高くなります。
理想が高ければ高いほど、
現実がバランス取ろうとして、このような現実が起こります。
これは、宇宙の秩序を保とうとして起こるのです。
バランスを崩す感情は、心配・不満・不安・絶望・執着・抑圧・恐怖などがあります。
また、有頂天になったり、理想を高く持ちすぎて「まだ足らない、まだ足らない」と足らない部分に意識がいく不足感からもバランスが崩れていきます。
人を軽蔑したり憎悪の感情も同じことが言えますね。
歳をとると、「昔は良かったな」と思うことはありませんか?
同じ場所から見ている景色なのに、同じものを食べているはずなのに、
なぜだか昔とは違っているような気がします。
そのような現象は、自分以外の周りのものが変わってしまったのでしょうか。
いえ、そうではありません。
それは世の中が変わったのではなくて、自分の意識が変わっただけのことなのです。
若い頃に綺麗な景色を見て感動したのも、美味しい食事で幸せを感じたのも事実です。
見慣れた景色、食べ慣れた食事に感動しなくなっただけのことなのです。
例えば、
初めて観た映画に感動して、また観たいと思って観たけど感動が薄れていたということはありませんか?
それと同じく、
初めて体験したものには感動があるけど、何度も繰り返すうちに感動が減っていくという現象です。
人の意識とは、自分勝手なものですよね。
宇宙は「Yes」か「No」でできています。
「最初からそう思っていた」
「あの人は私とは合わない気がしてた」
などと後から思うことはありませんか?
だったら、最初に思い浮かんだひらめきや心の声に耳を傾けるべきです。
マイナス的なこともそうですが、これから起こりそうなハッピーなことも、
「なんか良さそう」
「これ好きかも」
といった心の声に従ってみることです。
そちらに進んでみると、案外スムーズに物事が進んでうまくいくものです。
人には理性があるので、
「こんな事をしたら人に何を言われるか、嫌われるのではないか」
と考えてしまい、最初に聞いた心の声を無視してしまいます。
ですが、他人が騒ぐのも最初だけ、知らない人に嫌われても問題なし、です。
自分を信じて進んでみてください。
人生にはヒントになるサインが必ずあります。
何か大きな変化が起きる前には何らかのサインがあるものです。
そのサインは人生の転換期に起こり、それを境にガラッと目の前が変わっていきます。
小さなサインでは、好きな食べ物が変わったり、聴く音楽が変わったりします。
「なんとなくこっちがいい」と心が気づくのです。
大きなサインは、引っ越しや転職、別れ、付き合う人が変わるケースが多いようです。
ただし、良いサインもあれば悪いサインもありますので、
とりあえず、心の声に耳を傾けてみることです。
「木を見て森を見ず」という言葉があります。
目の前の木だけを見ていると、どうにもならないと思いがちですが、森という目的があるならば進んでみることです。
その道を通り過ぎなければ目的の森には辿り着けません。
ただその道を通り過ぎるだけで良いのです。
今、何かに困っていたり問題がありったとしても、行動することによって解決することがあります。
サインを見逃さず、心の声に従ってみると、案外、簡単に問題が解決されますよ。
もしも、思い通りにいかない現実が続いているのなら、自分の意識がどうなっているのかを考えてみてくださいね。
波瀾万丈な人生にするか、平穏で心豊かな人生にするかは、
あなたの意識次第です。