A flexible heart is warm
思い込んでない?
本当は美しいかも...
しなやかに輝く
秘められた心
柔軟な心は
あたたかい
柔らかいものにはどんなものがあるでしょうか。
思い浮かべると、
「豆腐・マシュマロ・茶碗蒸し・プリン・シフォンケーキ・・・」
と真っ先に食べ物が浮かんできます。
お正月に食べたお雑煮の餅も柔らかくて美味しかったです。
食べ物以外では、
「スポンジ・ぬいぐるみ・クッション・飼っているワンコ・赤ちゃん・・・」
とだんだん生きものが浮かんできました(笑)
それなら「お母さん」も柔らかいイメージがありますね。
太ってても痩せてても同じく、ふかふかなイメージです。
赤ちゃんを抱っこするお母さんは、きっと身にまとうオーラが優しいから、
柔らかい感じがするのかもしれませんね。
オーラはその人が醸し出す雰囲気のこと。
優しいオーラや柔らかいオーラ、あたたかく包み込んでくれそうなオーラを出す人もいれば、
冷たいオーラを放つ人もいます。
芸能人では強面でも優しい雰囲気の人がいる一方で、綺麗な顔でも怖そうな雰囲気を出す人もいたり。
オーラは内面から滲み出てくるものなので、ふとした瞬間に見えてしまうものですね。
人のオーラは「結果」として表に出てくる雰囲気のことだとすると、
「原因」である内面がどんなものなのかによって、その人の印象が決まります。
結果として出ている自分の雰囲気を変えようと、ダイエットやメイクを頑張ったとしても、
頑張ったわりにはそれほど変わらないというのが現実です。
なぜ、頑張っても変わらないのでしょうか。
答えはシンプルです。
少し考えてみてください。
ある結果が出てそれに満足しない場合、「結果」を変えようとしていませんか?
本来なら原因を探して、「原因」を変える必要があるのに、
結果ばかりを変えようとしてしまいます。
原因があるから結果があるのですから、どんなに結果を変えようとしても変わるはずがありません。
例えば、プレゼンで結果が失敗したときには、準備不足という原因があります。
プレゼンというとマーケティングや営業職の人にしか使われないと思われがちですが、
普段の生活の中にもプレゼンは行われています。
子供が親に欲しいものをねだる場面を想像してみると、子供なりの交渉術が使われていることがわかります。
「お手伝い頑張るから◯◯買って欲しい」などと前もって自分のできることを準備しており、
親にとってのメリットを提案してくるのです。
他にも、SNSやブログを発信するときの文章にも使われています。
いいね!をもらうには読んでもらうことが前提にあるため、フォロワーが興味のありそうな内容を準備しておく必要があります。
また内容が間違っていないか十分に調べることもするでしょう。
そんなことは考えないで発信しているという人も多いでしょうが、
いいね!がつくと嬉しくなるものなので、無意識に言い回しや文章の構成を考えているということもあるのではないでしょうか。
このように、プレゼンは日々の会話や生活の中でも使われる身近なものです。
上手なプレゼンをするには準備が大切になってきます。
準備不足で結果が思うようにいかなかった場合、いくら結果を変えようとしても上手くいきません。
先ほどの例えで、欲しかったものを買ってもらえなかった子供の場合、
買ってもらえないという結果だけに焦点が当たり、ときには癇癪を起こすこともあります。
癇癪とは怒りなどの感情が爆発することです。
小さな子供だけでなく大人になってからも、疲労やストレスで癇癪を起こすこともあります。
人を罵倒する、無視する、物にあたるなどは癇癪を起こしているとも言っていいでしょう。
暴力で人を怪我させてしまう前に、自分が癇癪を起こしていることに気づくことが大切になってきます。
そして結果だけを見るのではなく、原因を探すことです。
殆どの場合は準備不足が原因なので、原因は自分にあったと気づくことが多いはずです。
準備不足である原因ですが、精神面だけでなく身体にも現れることがあります。
肩こりや腰痛という結果は、普段からの姿勢に原因があることが大半です。
運動やストレッチをしたり正しい姿勢に戻すことで、柔軟な身体を作ることができます。
病気も同じですよね。
ガンの場合、悪い部分を取り除いても原因となる生活習慣を変えなければ再発する危険性が高くなります。
結果である悪い部分だけを見るのではなく、身体全体を見ることと、
生活習慣を見直してみることで原因を知ることができるのです。
このような視野を広く持つ柔軟な考え方が、良い結果をもたらします。
こうでなければならない、
このようになるはずだ、
といった自分だけの思い込みがある場合は要注意です。
何かの問題をかかえているときに陥りやすいのが、思い込みです。
一人だけで考えているときには、自分だけの思い込みが正しい答えだと思いがちになります。
その問題解決に良い案が浮かばない場合、
「もしかして自分だけの考えかも?」と疑ってみることも良いでしょう。
自分だけの思い込みである可能性もあります。
それを確かめるには、数人の人に相談してみることです。
違った視点からのアドバイスをもらうことで、自分の思い込みに気づくことができます。
まずは柔軟に考えられるように、いつでも
「他の考え方もあるのでは?」と心に留めておきましょう。
柔軟な心をつくることは生きやすさにもつながります。
柔軟な心でいると様々な情報を吸収することができるからです。
知り得た情報の中から好きなものを選択することもできるし、
多くの知識を組み合わせてオリジナルなものにすることもできます。
生きやすさは情報の多さで決まるのかもしれませんね。
さて、柔軟な心をつくるにはどのようにしたら良いでしょう。
心を布団に例えてみたいと思います。
まず、バスケットボールでもバレーボールでも良いですので、跳ねるボールを想像してみてください。
そのボールは床では跳ねますが、ふかふかの布団では跳ねませんよね。
『ふかふかな布団=ふかふかな心』
ふかふかな柔軟な心には受け止める力があるのです。
反対に心が固くなっていると、床でボールが跳ねるのと同じように、心は受け止められずに跳ね返してしまいます。
どんなに良い情報でも跳ね返してしまうのです。
ふかふかな柔軟な心は、良いことも悪いことも受け止めてしまうこともありますが、
受け止めた情報は取捨選択して、自分に合った生き方をしていけたら幸せですね。
今年は巳年で、クネクネと柔軟性があるヘビがシンボルです。
変化する環境やものごとに、柔軟に対応する力の象徴でもあります。
ヘビのように柔軟に、そして変化して成長する年です。
結果だけに固執せず柔軟な心で原因を探ってみれば、案外簡単に良い変化を起こせるかもしれませんね。
