大スズメ蜂

我社の事業の一つに下段の広告にある通り、蜂の巣撤去工事が夏から晩秋にかけて依頼が多くなる。

10年以上昔に、広告をWiLL誌上に掲載すると、必ずや
「闇雲に蜂の巣を取るもんじゃない。あのなぁ〜蜂は果実の受粉やいろんな害虫の発生を阻止する大切なる役目を担っているんだ。そもそも害虫なる名の虫はいない。自然よりも生活を優先する人間の傲慢さのあらわれだ…」
と熱い提言を受けたものだ。

もちろん金剛では通学ルート上の黄色スズメ蜂の巣や、縁側の軒先に突如として出現したものや壁の内側でブンブン羽音を振動させるなど、生活に困る場合での巣の撤去に協力している。

 

9月に入り、今年も大スズメ蜂の駆除依頼が3件もあった。
通常のスズメ蜂と違い、大スズメ蜂の巣撤去は、
その現場が人間の生活圏から里山へと連続する藪や畑、道路の路肩などの土中より出入りし、
その巣は地下だったり木の洞に営巣する。

その出入り穴にガス剤を噴入させ、ひたすら穴を掘って土中に大きく展開している巣を掘り起こす。
その大きな巣は見事なハニカム構造を成し、びっしりと入っている幼虫も大きく、それはそれは美しいものだ。

俺も健康体で現場作業に従事している頃は、帰ってきた成虫がハチスーツ(あの宇宙服状の白い上下服です。)の上からヴァチン、バチンと体当たりで刺しに来る総攻撃に生きたここちがしなかった。
ハチスーツも安物のペラペラだと、毒針の入射角によっては(つまり体当たり攻撃の角度です。)貫通する恐れもあるので勇気を奮ってスコップを振った。

やはり蜂に対する業務は社員の安全確保と、
そこに生活するお客様の安心を得られる事を第一として、これからも徹底します。

蟻殿ありどの』は「虫」に「義」の字と書きながら、人の住まいに断りもなし。

※秋の長雨によって黒アリ、ヤケヤスデの室内無断侵入も増加します。金剛へお電話ください。

 



脳出血社長の賦活コラム

株式会社金剛 社長 遠藤伸一

 


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